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2025/04/03 (木)

ドバイWCデーについてレースコーディネーター・安藤裕さんに聞きました!/第26回亀トーク

3月16日(日)、亀谷競馬サロン・リアルサロンスペースで公開収録を行った第26回亀トーク。ゲストにレースコーディネーターの安藤裕さんをお迎えして、2月のサウジカップや今週末に行われるドバイワールドカップデーについて、たっぷりとお話を伺いました。

プレミアムコース限定のFacebookグループでは、約1時間20分にわたる濃密なトークをノーカットでお届けしていますが、レギュラーコース会員様には、その一部を抜粋したテキスト版をお届けいたします。聞き手:亀谷敬正。

▼主なトークテーマ
・レースコーディネーター安藤裕さんとは?
・ドバイ、サウジ、JRAとNARダートの違い
・ドバイワールドカップ、シーマクラシック展望
・O.マーフィー騎手の凄さ、外国人騎手と日本人騎手
・今注目すべき“ワールドプール”について

ドバイワールドカップデーについてレースコーディネーター・安藤裕さんに聞きました!/第26回亀トーク



――今回はレースコーディネーターの安藤裕さんをお迎えしてドバイミーティングについてお話を伺っていきたいと思います。サロンメンバーにはもうお馴染みの方も多いと思いますが、新しく入ったメンバーもいらっしゃるので改めて安藤さんをご紹介しておきます。

安藤さんは騎手としてカナダなどで活躍、その後は横浜ベイスターズの通訳を担当し、今は厩舎の管理システムを作る会社を経営する傍ら、矢作厩舎など海外遠征時のコーディネイト業務、外国人騎手の通訳兼エージェントなどに携わっていらっしゃいます。ちなみに初めてドバイに遠征してから何年になりますか?


安藤:もう12年になります。最初は安田隆行厩舎のロードカナロアがゴールデンシャヒーンに出走する計画がありまして、安田隆行先生の息子さんで、現調教師の安田翔伍さんと一緒に下見に行ったのが最初ですね。2013年の1月のことです。

結局、当時の馬場(タペタ)が合わないだろうということで遠征はなくなったのですが、そのタイミングで矢作調教師からタイセイレジェンドでドバイに行くのでコーディネートを依頼されたのが最初になります。


――それからマルシュロレーヌ、ラヴズオンリーユーなど、たくさんの馬と一緒に世界中を遠征されていますね。


安藤:マルシュロレーヌ、ラヴズオンリーユーの時はちょうどコロナ禍で大変でしたね。厩舎としては早く現地に入りたいのですが、コロナの影響で輸送機が遅れるかもしれないし、その便自体が飛ばなくなるかもしれない。それが1日前とか2日前に分かったりするので、難しかったですね。PCR検査の手配をしたりと、いつもと違う業務も多かったですね。


――そういう経験をされて、今年もドバイの季節がやってきました。


安藤:今年のドバイ遠征は個人的に感慨深いものがあります。最初にドバイに一緒に下見に行った安田翔伍厩舎と、最初に馬と一緒に遠征した矢作厩舎の両方をコーディネートさせていただくことになったんですよ。12年の時を経て、最初に携わった2つのチームとドバイで仕事ができるという幸せを感じています。


――そうなると、安田翔伍厩舎のダノンデサイルと矢作厩舎のシンエンペラーが出走するシーマクラシックは大変なことになりますね。


安藤:どちらが勝っても声を出せません(笑)。


――ここからは馬券発売4レースそれぞれの話を伺いたいのですが、まずはドバイとサウジ、そして日本のJRAとNARのダートの違いについて教えていただけますか。


安藤:JRAのダートはビーチサンドのなかでも黒い砂を使っていて、キックバックが結構痛いと言いますね。対してNARの白い砂は、担当しているムルザバエフ騎手に言わせると、船橋はキックバックが痛くなくて、大井はキックバックが痛いとのこと。大井の方が重いんでしょうね。

サウジのダートは以前はウッドチップが入っていたのですが、去年砂の入れ替えをしてウッドチップの割合を減らしたんです。というのも、現地の馬はスパイク鉄を履いていなくて、馬場もウッドチップで押さえているので、キックバックが少ないと言われていたそうです。そこにアメリカと日本の馬がスパイク鉄を履いたことで、見たことのないキックバックになってしまったらしくて(笑)。自然なキックバックになるように、砂の割合を増やして、ウッドチップの割合を減らしたんです。

あと、サウジは今年からスパイク鉄が禁止になったんです。それによって、よりパワーが必要になりました。現地の人にも、パンサラッサやミシュリフが勝った時より、今年はダート色を強くしていると言われました。

ドバイワールドカップデーについてレースコーディネーター・安藤裕さんに聞きました!/第26回亀トーク


――ただ、今年はロマンチックウォリアーが走っちゃいましたよね。


安藤:そうなんですよ。馬場を工夫しても元々の路盤が硬くて芝馬に合ったとみるのか、ロマンチックウォリアーが強すぎたとみるのか。ただ、香港の馬は調教もダートですし、バリアトライアルもダートですから、こなせる下地はあった思います。なので、ロマンチックウォリアーぐらいの馬になると、芝もダートも関係なかったのかなと。大谷翔平の次元にいるんだろうなと(笑)。


――ドバイはダートはどのような感じですか?

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