─今回は「種牡馬の凄いクセ」について解説していただこうと思います。どの種牡馬にしましょうか?
双馬) モーリスはどうでしょうか?
─いいですね。ピクシーナイトがシンザン記念、シゲルピンクルビーがフィリーズレビュー、ルークズネストがファルコンSを勝っていますが、まだ過小評価されているような感じで、特徴さえ掴めれば、かなり儲かりそうな気がします。
双馬) まず、モーリス産駒の一番の特徴は「脚が遅い」、「キレ味がない」ということです。でも、これって貶しているわけじゃありませんよ。上がりの速い馬場だとキレ負けするんですけど、タフな馬場だとすごく頑張れるということです。
数字で言うと、ラスト1ハロンを11秒台前半で走らなければならないレースは合わなくて、12秒以上かかるようなタフなレースだと強い。体がしっかりしている馬が多いので、全体の時計は出せるんですが、上がりは出せないんです。イメージとしてはキズナ産駒に近いですよね。
─シンザン記念でピクシーナイトとルークズネストがワンツーしましたよね?
双馬) あれがモーリスの特徴が表れた典型的なレースですよね。全体の時計は1分33秒3と速いけど、速い上がりは必要とされませんでした。
─確かに、ピクシーナイトの上がり3Fが35秒2で、ルークズネストが34秒8でした。
双馬) 弱いモーリス産駒だと追走させるだけで嫌気がさして止めちゃうんですけど、一線級の馬は追走させても耐えられるんですよね。そうなると、他の馬を消耗させてラスト1ハロンで止まるようなレースにもっていくことができます。
そういうレースになりやすいという意味で、中京の重賞は合ってますよね。外が伸びずに、内伸び先行しか来ない馬場だったら特に。
─シンザン記念もファルコンSも中京ですもんね。
双馬) ルークズネストが勝ったファルコンSも全体時計は速いですけど、ラスト1Fは12秒4ですから。1分20秒台の決着でラスト1Fが12秒4かかるレースってそうそうないですよね。
─シゲルピンクルビーが勝ったフィリーズレビューはどうですか?
2021/06/16 (水)
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双馬毅
2008年春から某キャッシングの5万円を原資に馬券生活をスタート。今井雅宏、亀谷敬正の熱心な読者でもあり、「彼らの理論を読めば、年に2000万は楽に勝てる」を実証した人物でもある。ここ数年は1000万単位で勝つ年もザラとなっている。サイト『競馬放送局』にて週末の勝負予想を公開中。
