─先週は帝王賞の的中回顧をしながら、「オッズってなんなんだろう?」というお話をうかがいました。その10日前に行われたユニコーンSもそういうレースだったんですよね?
双馬) ユニコーンSは自分が普段行っている能力比較や種牡馬のクセが全部ハマりました。3連単配当は79万3400円で、『競馬放送局』で公開した予想では以下のような印を打ちました。
【6/20(日) 東京11R 双馬の印】
◎15.サヴァ
○7.ケイアイロベージ
▲1.ゲンパチフォルツァ
△2.スマッシャー
×9.ブラックアーメット

─本命は14番人気2着のサヴァですね。では、いつものように予想手順を聞かせてください。
双馬) まずは、いつも通り人気馬のチェックですよね。1番人気はラペルーズでしたが、この馬が強いこともわかるし、評価される理由もわかるんですけど、前走が不可解な負けなんですよね。短縮ローテで勝った後だったんですけど、ラペルーズは母父がエンパイアメーカーなので、短縮よりも延長が得意なはずなんです。実際に延長ローテで臨んだ中山の1勝クラスは、レベルの高いレースにもかかわらず強い競馬をしましたから。
─つまり、青竜Sは不利なローテーションではなかったんですね?
双馬) はい。レベル的にも凡走してはいけないレースでした。レベルの高いレースで強い競馬をできる馬が、レベルの低いレースで大凡走しているので、明らかにおかしいですよね。
─状態面に問題があるかもしれないと?
双馬) はい。しかも、母父エンパイアメーカーですから、速い流れを追走させると力を発揮できない可能性が高いんです。門別のダート1200mではそんなに強くなくて、1700mになって一気に強くなった馬なので、今回のように馬場が軽くて前に行く馬が多いと、追走ペースが速くなって辛くなることが予想できました。プラス要素はルメールが乗っていることぐらいで、あとはひとつも良いことがない。基本的にはこういうのは飛ぶのを待ったほうがいいですね。
─2番人気はルーチェドーロでした。
双馬) ルーチェドーロは強いか弱いかで言ったら強いほうなんですけど、1600mでのパフォーマンスは高くないんです。たぶん延長ローテは得意なんですけど、同じく1400mから1600mへの延長ローテだった全日本2歳優駿で地方馬にぶっちぎられるくらいですから。勝ったのが後の東京ダービー勝ち馬(アランバローズ)とはいえ、ユニコーンSを勝つ馬はそこに負けてほしくないですから。延長は得意でも、そもそも1600mはこの馬には長いという判断ができました。
─延長が得意というのはどこで判断したんですか?
2021/07/14 (水)
【第8回】馬券に対する姿勢を教えてくれるユニコーンSのサヴァ/双馬毅の“ローテ×血統”錬金術
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双馬毅
2008年春から某キャッシングの5万円を原資に馬券生活をスタート。今井雅宏、亀谷敬正の熱心な読者でもあり、「彼らの理論を読めば、年に2000万は楽に勝てる」を実証した人物でもある。ここ数年は1000万単位で勝つ年もザラとなっている。サイト『競馬放送局』にて週末の勝負予想を公開中。
