プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「種牡馬ナダルの凄いクセ」です。
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双馬:今回はナダルのクセについて解説したいと思います。初年度産駒がデビューしてすぐに一度取り上げましたけど(第161回)、データが揃ってクセがより明確になりました。
──双馬さんは「ブライアンズタイムに似たところがある」と言って高評価していましたよね。
双馬:柔軟性があって、種牡馬としてかなり優秀だろうという点は当たっていたと思います。ただ、「芝も走れそう」というのは違っていたので修正したいと思います(苦笑)。
──ダートが93勝に対して、芝は3勝ですね(2026年3月1日時点)。
双馬:芝は好走率も回収率も低いですね。一方、ダートは勝率16.6%、複勝率38.6%で、単勝回収率も82%あります。注目を集めて過剰人気してもこれだけの数字を残すんですから、ダートでは崩れないと思った方が良いでしょう。
──優秀なナダル産駒のクセを覚えて、さらに条件を絞って儲けようということですね。
双馬:まず、ダートのローテ別成績を見ていくと、延長、同距離、短縮の複勝率がほぼ一緒ですが、回収率で見ると延長の方が期待値が高いことが分かります。ただ、これは延長ローテの方が向いているというよりは、距離が延びた方が良いと思ったほうが良さそうですね。
