競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「風の影響と田辺騎手」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
▼新刊『道中の動きが見えてくるジョッキー事典』は絶賛発売中!
TARO氏の新刊『道中の動きが見えてくるジョッキー事典』が絶賛発売中です。競馬サークルの“外”で確固たる地位を築いた著者だからこそ書ける「忖度なし」の騎手評論は必読です!
各地で続々とG1の前哨戦が行われていますが、3歳戦線は牡馬、牝馬ともに混沌としていて、これというパフォーマンスを見せた馬がいないのが気掛かりです。このまま行くとかなりの混戦になるのでは? 今年のクラシックは波乱傾向かもしれません。
先週は亀谷サロンにて、早見和真×亀谷敬正(敬称略)というお二人のお話を聴きながらの観戦となり、ちょっと贅沢な時間を過ごせました。
その中で話題になったのが中山10R・総武Sの風の話。早見さんは中山ダートの外枠狙い、私も外枠狙いで◎ミッキーヌチバナ。亀谷さんも外枠狙いは一致したのですが、“北風の田辺狙い”で◎ブレイクフォースでした。
結果的に全員が当たるというハッピーな結末になったのですが、今回は風の話と中山ダートのことを改めて考えてみたいと思います。
~中山は北風だと直線向かい風~
まず基本的なことですが、中山コースは直線で北北東に向かって走ります。つまり北風ということは直線向かい風。直線向かい風ということは、コーナー4回の舞台だとスタート時とゴール前、2度に渡り向かい風を受けることになるので、よりスタミナを問われることになります。
