競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「国分恭介騎手~あまり教えたくない差せる穴男」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
▼新刊『道中の動きが見えてくるジョッキー事典』は絶賛発売中!
TARO氏の新刊『道中の動きが見えてくるジョッキー事典』が絶賛発売中です。競馬サークルの“外”で確固たる地位を築いた著者だからこそ書ける「忖度なし」の騎手評論は必読です!
先週末は亀谷サロンのゲストでした。愛知杯の◎ソルトクィーンは結構自信があったのですが、上手くヒモを拾えず残念。それでも全体としてはよく見えていたと思うので、今週末の高松宮記念は攻略したいですね。
さて、今回は恐らく初登場となるジョッキーの話をします。
国分恭介騎手です。
決して目立つ存在ではないながらも最近穴での活躍が目立つので、このタイミングで取り上げたいと思います。
~持ち人気の低さを享受したい存在~
国分恭騎手は2009年デビューの30代半ば。2019年~昨年までは7年連続10勝台なので、良くも悪くも安定という感じでしょうか。当然目立つ存在になりようもありません。
とはいえ、こういった“持ち人気の低い騎手”にも、実は隠れた腕達者がいたりするもの。国分恭騎手こそまさにそういう存在じゃないかなと思うんですね。
象徴的なのはモズメイメイとのコンビでしょうか。2024年の北九州記念で久々にコンビを組むと、16番人気の低評価を覆し、差す競馬で3着と大穴。次走のアイビスサマーダッシュを3番人気で制すると、続くセントウルSでは重賞連続好走ながらも7番人気と引き続き低評価。しかしここでも3着に好走しました。
北九州記念 16番人気3着
アイビスサマーダッシュ 3番人気1着
セントウルS 7番人気3着
人気薄→好走→次走→再び好走→さらに人気薄→また好走
走っても人気にならないのは地味なジョッキーにありがちですが、馬券を買う立場としてはありがたいことこの上なし。アフリカンゴールドとのコンビでも2ケタ人気で2度重賞好走を果たしていますし、ハマれば大きな一発があるジョッキーと捉えていいでしょう。
~そこそこの人気馬の期待値はMAX!~
ちょっと面白い数字を紹介します。ある程度の期待をできる馬=単勝30倍未満として、2024年以降のデータを調べてみました。
該当する単勝30倍未満の馬に2024年から先週末まで100回以上騎乗したジョッキー115人の複勝回収率上位を調べてみます。すると…
