2022年ラストを飾るのは2歳の中距離王者を決めるホープフルS。東西から素質馬が集結/東スポ・藤井記者の“若駒”生情報！

2022年のJRAもいよいよ28日(水曜)でファイナル。ラストを飾るのは2歳中距離のチャンピオンを決めるホープフルSです。阪神で行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sが前身で、2014年に中山に舞台が移ってからもレイデオロやサートゥルナーリア、コントレイルなど多くのクラシックホースを輩出する注目のレースとなっています。

関東のエース格はG2東京スポーツ杯の勝ち馬・ガストリックでしょう。


▲上原博之厩舎のガストリック


最後方から直線一気を決めた新馬戦とは一転、東スポ杯では中団のインで脚を溜めて、直線でも馬の間を割って伸びる器用な立ち回りで優勝と、大きな進境を見せました。

今回はそれから約1か月ぶりの実戦となりますが、前走に続いて手綱をとる三浦皇成騎手は『中間も追い切りに騎乗していますが、順調そのもの。むしろさらに躍動感が出た感じすらします。右回りの走りも全く問題ありませんし、自信を持って乗りたいです』と確かな手応えをつかんでいました。はたして東スポ杯→ホープフルSと連勝して、来年のクラシックに名乗りを挙げられるでしょうか。

その東スポ杯で1番人気に推されながら3着に敗れたハーツコンチェルトも巻き返しの期待がかかる1頭です。