先週は日曜日に阪神競馬場で2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われました。レースは前後4Fが46.4-46.2秒の平均ペース。最終的に上位を占めたのは中団待機策から脚を伸ばした関東馬3頭でした。
4角から直線入り口にかけて馬混みをうまく捌いて抜け出したのは北村宏騎手のアスコリピチェーノ。外から迫るコラソンビートの追い上げを凌いでラスト100mで先頭に立ちます。続いて内からステレンボッシュが強襲しますが、相手に合わせるようにグイと前に出てゴールイン。2着ステレンボッシュとクビ差、3着コラソンビートはそこから1馬身1/4差という激戦でしたが、着差ほどは危うさを感じさせない盤石の勝利でした。
決着タイム1分32秒6は、レシステンシアが勝った2019年よりも0秒1速いレースレコード。マテンロウスカイが勝った前日の古馬オープン・リゲルSの決着タイムが1分33秒0だったことを踏まえると、単に馬場の恩恵があっただけ……とは片づけられません。
ダイワメジャー産駒の牝馬で、近親にはファッショニスタ(JBCレディスクラシック)やタッチングスピーチ(G2ローズS)らがおり、まだまだ成長も見込めそうです。来年のクラシックでも、もちろん有力の1頭。今回は不参戦となったボンドガール、チェルヴィニアらと対戦が、今から楽しみです。
さて今週も阪神で2歳王者を決める朝日杯FSが行われます。登録19頭のうち関東馬はわずか5頭だけ。数字のうえでは関西優勢ですが、先週の阪神JFでも関東馬が6頭の出走でワン・ツー・スリーを決めているだけに、今週も侮ることはできません。
2023/12/12 (火)
2歳マイル王者を決める朝日杯FS。今週も関東馬に注目!/東スポ・藤井記者の“若駒”生情報!
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。
