亀谷サロンメンバーの皆さま、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて新たな年を迎えて、2023~2024年シーズンのPOGも折り返しとなりました。そこで今回はまず、昨年5月21日に行われた東スポ競馬と亀谷競馬サロンのコラボイベント『POGドラフト会議』の指名馬たちの動向を振り返っておきましょう。
▼松浪大樹記者
1位 ウールデュボヌール(牡、須貝)
→3戦1勝 黄菊賞2着
2位 ジーティーパワー(牡、矢作)
→未出走
3位 ドゥマイシング(牡、矢作)
→5戦0勝
4位 レッドエヴァンス(牡、音無)
→未出走
5位 サトノファントム(牡、友道)
→未出走
▼三嶋まりえ記者
1位 ガルサブランカ(牝、木村)
→2戦1勝 ベゴニア賞・2着
2位 サフィラ(牝、池添学)
→4戦1勝 アルテミスS・2着
3位 ベトルス(牡、友道)
→未出走
4位 アドミラルシップ(牡、相沢)
→2戦1勝 ホープフルS・4着
5位 カズゴルティス(牡、杉山晴)
→2戦1勝
▼藤井真俊記者
1位 チェルヴィニア(牝、木村)
→3戦2勝 アルテミスS・1着
2位 アルシミスト(牡、木村)
→1戦0勝
3位 レガレイラ(牝、木村)
→3戦2勝 ホープフルS・1着
4位 ヘデントール(牡、木村)
→1戦0勝
5位 アルセナール(牝、木村)
→1戦1勝
まず全体を見渡すと、それぞれ1位指名がすでに勝ち上がっており、ひとまずは面目を保っていると言えそうです。
また中間経過を見ると、松浪記者の指名馬はまだ3頭が未出走。後半戦での反撃に期待が持てます。三嶋記者は指名5頭中4頭がすでに勝ち上がりという高アベレージ。残る1頭もまだ未出走ですから、後半戦での加点要素はたっぷりです。
そして藤井の指名馬はおかげさまで2頭が重賞を勝てましたが、すでに指名5頭すべてデビュー済みで未勝利馬が2頭もいます。おそらくこのまま逃げ切りとはいかなそうだけに、後半戦ではさらなる上積みが必要となるでしょう。
そんな中、年明けの3日間開催では早くも2歳重賞が2鞍行われました。日曜中山GIII・フェアリーSではイフェイオン、月曜京都GIII・シンザン記念ではノーブルロジャーが勝ちましたが、ともにメンバー的には1勝馬が中心の組み合わせ。“新星誕生”というインパクトまではなかったように思います。ともに次走が試金石となりそうです。
今週は日曜中山でGIII・京成杯が行われます。現行の条件で行われるようになったのは1999年からで、本レースの勝ち馬からクラシックホースとなったのは長らくエイシンフラッシュ(2010年日本ダービー)ただ1頭のみでしたが、昨年はソールオリエンスがここを勝って皐月賞も連勝。レースの価値を大きく高めました。当然、今年も要チェックと言えそうです。
2024/01/09 (火)
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。
