東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は土日の福島でデビューする注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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昨年はスワーヴリチャードが大活躍だった2歳新種牡馬戦線ですが、今年も新種牡馬たちが好調です。
先々週まではナダル産駒が3勝を挙げてトップを走っていましたが、先週はアドマイヤマーズ産駒(マーズオデッセイ、セイウンビッグバン)が2勝を挙げて通算3勝目。ほかにもサートゥルナーリア産駒のミライヘノブーケ、ミスターメロディ産駒のスリールミニョンなど、存在感を発揮していました。
ディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒がいなくなり、近年は群雄割拠の様相を呈している2歳リーディングサイアー争い。今年も目が離せません。
そんな中、今週は土曜函館でGIII・函館2歳Sが行われます。残念ながら出走馬の多くが先週までに函館に入厩しているため、リポートはできませんが、個人的に注目しているのはサトノカルナバル(牡、堀=父キタサンブラック、母リアリサトリス)です。
6月22日の東京新馬(芝1400m)を7馬身差で圧勝した同馬。今後のことを考えればここでの距離短縮は得策でないと思えるなか、あえて陣営が1200mに短縮して参戦を決めたあたり、同馬のスプリント適性に対する期待や信頼がうかがえます。