東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の新馬戦振り返りと、今週末デビュー予定の2歳馬をご紹介いただきます。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週から各地で開催場が替わって、新潟、中京、札幌の3場開催。計7鞍の新馬戦が行われました。
目立つ勝ちっぷりだったのは日曜中京3R(芝2000m)を3馬身差で快勝したロックターミガン。好位からあっさり抜け出し、上位人気馬を寄せつけませんでした。シスキン産駒の牡馬で、近親には2012年のオークス3着馬・アイスフォーリスという血統背景の持ち主です。
また、評判馬が揃った日曜新潟3R(芝外1600m)を制したのはフィロステファニでした。ゆっくりとしたスタートから、道中はかなり行きたがる場面。それでも直線で大外に持ち出されると、ゴール前できっちり前を捕らえました。
若さあふれるレースぶりにキング騎手は「まだ競馬が分かっていません」と苦笑いでしたが、そんな状況下でしっかり勝ち切れたことは評価できます。エピファネイア産駒の牝馬で、半姉は皐月賞馬・ソールオリエンス。中内田厩舎の管理馬です。
なお、同レースには先週の当コラムでご紹介したペルウィクトールも出走。1番人気の支持を受け、道中は好位のインで絶好の手応えでしたが、直線ではなかなか前が開かず不完全燃焼に終わりました。参考外の一戦だけに、次走また改めて期待したいところです。
先週は日曜新潟の2歳未勝利戦で評判馬が勝ち上がりました。1R(芝外1600m)のディアダイヤモンド、2R(芝外1800m)のゾロアストロはともに新馬戦を落としたものの、2戦目の今回できっちり勝ち上がり。それぞれ内容も良く、次戦も要チェックです。
そんなわけで、今回も週末にデビュー予定の新馬をご紹介します。
日曜新潟4R(芝外1600m)でデビュー予定のプロメサアルムンド(牡、国枝)は、アーモンドアイの2番仔。父は産駒が現2歳世代好調のモーリスという超良血馬です。
▲アーモンドアイの2番仔プロメサアルムンドがデビュー