東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の京王杯2歳Sの振り返りと、土曜京都・デイリー杯2歳Sの注目馬ついて。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は土曜東京で京王杯2歳S(GII)が行われました。単勝180円の圧倒的1番人気に応えたのはダイヤモンドノット(牡、福永)でした。
好スタートから道中は2番手の外で絶好の手応え。直線では追い出しにかかる他馬を尻目に、馬なりのまま先頭に並びかけます。残り300mで満を持して抜け出すと、目一杯に追われることなく最後は3馬身差の完勝を収めました。
オール1勝馬という顔合わせだっただけに、過大評価は禁物かもしれません。それでも走破タイム1分20秒9は、コラソンビートが2年前にマークしたレースレコードとわずか0秒3差。それも前後4F47.2-45.7秒のスローぺースだっただけに価値があります。
昨年はパンジャタワーがここを勝って、翌年にNHKマイルCを制覇。久しぶりに京王杯2歳Sの勝ち馬がGIホースとなりましたが、ダイヤモンドノットも今後の動向から目が離せません。
ダービー馬マカヒキや、短距離重賞で活躍したウリウリの近親。ブリックスアンドモルタル産駒のJRA重賞制覇は、一昨年のサウジアラビアRC(ゴンバデカーブース)以来、2度目でした。
さて、今週は土曜に京都でデイリー杯2歳S(GII)が行われます。過去10年の勝ち馬からはジャンダルム、アドマイヤマーズ、セリフォス、ジャンタルマンタルと4頭のGI馬が出ている出世レース。今年も函館2歳S(GIII)の勝ち馬・エイシンディードや、中京2歳S(GIII)を制したキャンディード、初戦の勝ちっぷりが光ったアドマイヤクワッズ、カヴァレリッツォ、グッドピースら好メンバーが登録してきました。
