今週も少しトレセンからは離れて、凱旋門賞の振り返りを。直前に急に降りだした雨には私もびっくり。レース後には晴れているのだから、降ったり止んだり…、フランスの天気は本当によくわからないと感じました。
そんな中で勝ったのはアルピニスタ。5歳牝馬としては実に85年ぶり、GI6連勝という偉業を達成しました。レース後には関係者が涙する場面も。2着に負けたヴァデニのスミヨン騎手が泣いているところも見かけ、改めて凱旋門賞というレースの格式の高さを実感しました。
▲凱旋門賞を制したアルピニスタ
さて、日本馬4頭は残念ながら全頭が2桁着順。今年も壁の高さを感じざるを得ない結果となりました。凱旋門賞というと、各メディアがこぞって〝馬場〟の違いを強調しますよね。レース後ももちろん馬場についての質問が飛び交いました。
悔しい結果に終わった凱旋門賞。各陣営が感じた敗因は?/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。