先週のトレセンレポートで紹介したマーカンド騎手(24)は、日曜東京7Rをシャーマンズケイブで勝ち、また1つ勝ち星を重ねていましたね。今週は同じく短期免許来日中で、マーカンド騎手の奥様であるH.ドイル騎手(26)のお話を。
同騎手は、先々週は13鞍に騎乗し2着が2回、先週はブリーダーズC騎乗のため不在で、今週から再び日本で騎乗します。
今週の水曜日には、美浦トレセンで初めて調教に騎乗。鞍上は『すごくいいですね。イギリスに比べて、1ケ所でバリエーションがある。芝やウッドなど違うトラックが同じ場所にあるというのはあまりないですよね。イギリスだと、別のところに行くと違うコースでの調整ができます』と、ウッド、ポリトラック、芝、ダートと1つのトラックの中でいろいろな調教ができる美浦トレセンに興味津々の様子でした。
▲美浦トレセンで調教に騎乗したH.ドイル騎手
東京競馬場、日本の競馬について問われると『ラブリートラック。きれいで、しっかりしています。競争心の高さを感じました。いいジョッキーもたくさんいますし、そういう中でどういう馬に乗れるかですね』とコメント。笑顔いっぱいで充実ぶりが感じられます。
JRA初勝利がかかるドイル騎手に注目! 調教に騎乗し好感触だった馬は?/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。