ジャパンCの賞金が今年は4億円に。出走予定だったアルピニスタが引退し、凱旋門賞馬の来日こそ叶いませんでしたが、今年は4頭の外国馬が出走。楽しみな1戦です。
さて、前振りでこれだけジャパンCの話をしておいてズコ~っという感じかもしれませんが、今週紹介したいのは、京都2歳Sの出走馬。先週の東スポ杯を◎ガストリックでばっちり当てることができたので、当コラムは今週も2歳戦の話で。ジャパンCの前に、熱い2歳戦を見届けましょう!
私が気になっているのはグリューネグリーン。このレースで同馬は伏兵扱いですが、厩舎、特に相沢師の期待はデビュー前からかなり大きいんです。
▲京都2歳Sに出走するグリューネグリーン(ゼッケン番号421)
『ヴェルデグリーンにそっくりなんだよね。生まれ変わりみたい』と師。重賞2勝の半兄ヴェルデグリーンに姿を重ねて目を細めていました。
実はこの兄弟、厩舎にGI初制覇をもたらしたウメノファイバーから続く“相沢血統”なんです。『(斎藤光政)オーナーがウメノファイバーの血統をずっと買ってくれて、孫で走ったね。ヴェルデグリーンは爪が弱くて苦労したけど、初めて見た時からすごくいい馬だったんだ』とうれしそうに振り返っていました。
半兄ヴェルデグリーンにそっくり! 相沢師が期待するグリューネグリーン/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。