今週は東京新聞杯、きさらぎ賞ともに関西馬が有力な印象も…。ただ、取材の感触がよかった関東馬もいるので、ご紹介します! まずはインダストリア。
▲重賞初制覇を狙う宮田厩舎のインダストリア
3勝クラスを勝ち上がったばかりですが、陣営は『重賞でもやれる馬』と期待を寄せています。それもそのはず、デビュー前から宮田師は素質を高く評価していたんです。『馬格があり、バランスもいいですし、心肺機能も高い』と絶賛していたのをよく覚えています。
新馬戦こそ2着に敗れたものの、未勝利、ジュニアCを連勝。その後も好メンバーがそろった弥生賞で5着、NHKマイルCも5着と力を発揮してきました。前走のカウントダウンSは完勝の内容。同師は『前走でパワーアップしたのを感じました。加速力、瞬発力はすごいものを持っていますね』と成長に笑顔を浮かべます。
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。