『ダービーに始まり、ダービーに終わる』というのはよく聞く言葉。ダービーが終われば、また来年のダービーに向けての1年が始まるわけです。
今週からは2歳戦がスタート。1週目から早速、未来のダービー馬が出走するかもしれませんよ~。トレセンレポートでは、今週デビューの注目馬をご紹介します。
まずは陣営のトーンが特に高いバスターコールから。日曜東京の芝1400mをレーン騎手で予定しています。
▲遠くからでも風格があるバスターコール
母は3連勝で小倉2歳Sを制したデグラーティアで、全兄は芝中距離でオープン入りしたドミナートゥス。早期の勝ち上がりが期待できそうな血統面に加え、1週前には美浦ウッドを単走で5ハロン66秒1-11秒6をマーク。2歳ではなかなかお目にかかれない好時計に、こちらも胸が高まります。
田村師を直撃すると『心肺機能が半端なく高い。まだ2歳で体ができていないし、勉強させている段階ではあるけれども、光るものは見せていますね。能力はかなり高いと思います』と期待の口ぶり。
騎乗しているのは、2022年菊花賞馬アスクビクターモアの調教も担当している高木助手。同助手は『いろんな意味で2歳離れしている不思議な馬ですね』とバスターコールを表現します。
今週から新馬戦がスタート! 期待の2歳馬は?/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート
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三嶋まりえ
東京スポーツ新聞社・レース部記者。東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。2022年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。