東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は阪神JFに出走するブラウンラチェット&コートアリシアン陣営の取材レポートです。
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先週のチャンピオンズCは、レモンポップ、ウィルソンテソーロと関東馬のワンツーフィニッシュ。レモンポップの連覇が感動的でした。
今週の阪神JFもブラウンラチェットを筆頭に、頭数は少ないながらも、関東からなかなかの好メンバーが大舞台に挑みます。
まずは大将格のブラウンラチェットから。最終追い切りは嶋田騎手を背に軽快な動き。5ハロン67秒4-11秒6と時計もまずまずで、「動きは言うことがない」と手塚師も満足げな表情を浮かべていました。
▲アルテミスSの勝ち馬ブラウンラチェット
不安材料があるとすれば、馬体面。5日の時点で前走からマイナス10キロの430キロ。そこから輸送があることを考慮すると、レースではもう少し体が減るかもしれません。
「心肺はできているし、体は細くは見えない」と手塚師は“不安なし”を強調していましたが…。これがどう出るか、でしょう。