東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はJRA最年少トレーナーとして厩舎を構えた手塚貴徳調教師へのインタビューです。
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春は出会いと別れの季節。先週は定年を迎える調教師、騎手を送り、今週は新規開業の調教師が新たなスタートを切ります。
なかでも注目は、最年少トレーナーとして厩舎を構えた手塚貴徳調教師です。
開業初日の朝を終えて、「結構バタバタでどうなることかと思いましたが、スタッフがみんな積極的に動いてくれました。事故なく午前中を終えられたのはすごくよかったです」と、ほっとした表情を見せてくれました。
▲JRA最年少33歳トレーナー手塚貴徳師
厩舎カラーに選んだダークグリーンは、“竹”をイメージしているそうです。そこには3つの思いが込められています。
1つ目は竹の特性から。「竹は成長力があるし、しなっているけど芯がある。人も馬もそういう風にしていきたい」という想いが込められています。
2つ目は竹取物語から。「かぐや姫が月に帰るように、牡馬は種牡馬として、牝馬は繁殖として北海道へ帰っていく」というロマンある意味合いも。
そして3つ目は、師匠・相沢厩舎のカラーである緑を受け継いだという、師弟の絆も感じさせるものでした。
今週は早速、2頭の出走が予定されています。土曜・中山最終に出走するレッドレナートは、父・手塚貴久厩舎からの転厩馬。「動きを見ていましたがよかったです。父からの開業祝いですね」と目を細めていました。
