毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の立川敬太記者、松浪大樹記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
・土曜小倉07R・3歳未勝利
・日曜小倉05R・2歳新馬
・日曜新潟05R・2歳新馬
・日曜札幌11R・札幌記念
・日曜小倉12R・3歳以上1勝クラス
▼土曜小倉7R・3歳未勝利
ハギノカノア
今年の冬に一度は入厩。そのときの動きは目立つほどではなく、プール調整に切り替えたところで放牧に出されていた。7月半ばに戻って以降の動きは水準レベル。まずは坂路で基盤を作るところから始めているが、その状況でもまずまずの時計を計時していた。帰厩して初のウッド追いとなった2週前は反応こそ平凡だったものの、古馬1勝クラスを大きく追走して一応は先着。1週前は古馬2勝クラスを追いかけ、内から3馬身の先着を果たすなど、それまでとの違いを示している。
正直なことを言えば、既走馬相手に絶対の信頼を持てるレベルではないのだが、今回はメンバーの質がかなり低い。最後はしっかりと坂路で脚を伸ばした調整過程に「勝負駆け」らしい雰囲気があるのであれば、狙ってみて面白いはずだ。(松浪大樹)
▼日曜小倉5R・2歳新馬