毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜中山05R・2歳新馬
土曜中京11R・エニフS
日曜中京03R・2歳未勝利
日曜中京04R・2歳新馬
日曜中山11R・京成杯AH
日曜中山12R・3歳以上2勝クラス
▼土曜中山5R・2歳新馬
エオアリイ
少頭数の芝2000m戦。この時期だけにスタミナに長けた馬が出走してくるのは当然だが、直前に6ハロンからの追い切りを行ったのは推奨馬ともう1頭だけ。加えて同馬が刻んだ数字は6ハロン79.4-12.5秒(馬なり)。ラストはややセーブした余力残しのそれだが、動きの力強さは本物だし、全体時計の数字は十分に評価に値する。
6ハロン80秒切りは大きな目安であり、これを馬なりでマークできるような馬はまず勝ち負けと見て間違いなし。ちなみにもう1頭の馬は同85.3秒でラストは一杯の手応え。ここではちょっと段が違う仕上がりと見ている。(立川敬太)
▼土曜中京11R・エニフS