毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜京都05R・2歳新馬
土曜中山05R・2歳新馬
土曜中京12R・3歳上1勝クラス
日曜京都05R・2歳新馬
日曜中京09R・こうやまき賞
日曜中山09R・南総S
▼土曜京都5R・2歳新馬
ショウヘイ
10月末に入厩。この厩舎らしい時間をかけた乗り込みで馬をつくってきたが、この馬に関して言えば、入ってきた時から雰囲気が良く、動きの質も高かった。前進気勢の強さもあって、普通に速い時計も出る。そんな感じだった。
2週前のウッドはラスト重点とはいえ、1ハロン11.2秒の鋭い伸び。C.デムーロ騎手が乗った1週前は6ハロンから動かして81.4秒、上がり3ハロンは37.1-11.2秒の時計をマーク。大きく先行させた同格の2歳馬をゴールでは1秒ほどちぎる格好になっている。
ここで注目すべきは交わしていくときの反応の速さだけでなく、ゴールを過ぎてもしっかりと走らせていた鞍上のアクション。このような作業をしていくことがゴール前でのひと伸びにつながることをトップステーブルは知っている。(松浪大樹)
▼土曜中山5R・2歳新馬