毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜京都6R・2歳新馬
土曜中山6R・2歳新馬
土曜中山7R・3歳上1勝クラス
土曜中京9R・つわぶき賞
日曜中京5R・2歳新馬
日曜京都5R・2歳新馬
▼土曜京都6R・2歳新馬
グランドプラージュ
まともな追い切りは11月21日の坂路が最初で、この時の数字がラスト1ハロン11.9秒。確かに素晴らしい数字だが、それ以上に度肝を向いたのは1週前のウッドだろう。
オープン馬のシャドウフューリーが先行、2歳1勝クラスのナグルファルを後ろに従えた3頭併せ。手応えこそシャドウフューリーに見劣ったものの、これにはしっかりと先着を果たし、追いかけてくるナグルファルをしっかりと退けてみせた動きが実に良かった。
ラスト1ハロン11.3秒の数字だけを見れば、シャープという表現が適切に思えるが、実際の動きはパワフル。シニスターミニスター産駒らしいスピード感を持っている馬だ。強いのが1頭いるが、競り勝てそうな予感がする。(松浪大樹)
▼土曜中山6R・2歳新馬