毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜京都01R・2歳未勝利
土曜中山05R・2歳新馬
土曜京都06R・2歳1勝クラス
土曜中山08R・3歳1勝クラス
土曜中山11R・ホープフルS
土曜中山12R・ファイナルS
※今回が2024年最後の更新です。次回の更新は1/10(金)になります。
▼土曜京都1R・2歳未勝利
テーオートムソン
奥村豊厩舎は他厩舎のいない時間に追い切ることが多く、ゆっくりとフットワークをチェックできるところが魅力。一方で、テンから飛ばすような無理な追い切りはせず、併せ馬をした馬がバラバラになるようなこともほぼないため、内に潜った馬が見にくいこともある。3頭併せの最内にいた2週前はまさにそれで、ゴール手前の走りを確認し損ねた人もいるのではないだろうか。
コーナーを回ってくる感じの走りから、まだまだ芯が入っておらず、待ってヨーイドンの感じでは後れを取ってしまいそうな感じもするが、攻め駆けするジョヴィアンと互角の走りをして、ラスト1ハロン11.1秒をマークした1週前の走りから脚力は本物と見ている。距離短縮でスピードに乗り切れるかどうかだろう。(松浪大樹)
▼土曜中山5R・2歳新馬