毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜中山11R・初富士S
土曜小倉12R・4歳以上1勝クラス
日曜小倉10R・海の中道特別
日曜中京11R・プロキオンS
日曜中山11R・アメリカJCC
▼土曜中山11R・初富士S
フレーヴァード
昨夏は休養に充て、5か月ぶりに復帰した前走から、さらに2か月強のレース間隔。ある意味オープン馬並みのゆとりあるローテだが、年明けからトレセンでの調教を再開すると、1週前がウッド3頭併せでラスト11.4秒。ここでしっかり追われたことで、直前の同3頭併せでは馬なりの手応えで同11.2秒。併入となった外2頭は格下だったとはいえ、貫録の違いをまざまざと見せつける走りだった。明け5歳になってようやく完成の域に入ってきた感。
そもそもデビュー戦が3歳2月のスロースタート。ここまでの使い方を見ても、晩成と見込んでのレース選択だったことが容易に想像できるが、それがいよいよマッチしてきた証拠だろう。馬体のパンプアップももちろん顕著だ。(立川敬太)
▼土曜小倉12R・4歳以上1勝クラス