毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜阪神09R・ゆきやなぎ賞
土曜中山11R・アネモネS
日曜中山03R・3歳未勝利
日曜阪神06R・3歳1勝クラス
日曜中京11R・金鯱賞
▼土曜阪神9R・ゆきやなぎ賞
キングメーカー
今週の坂路は脚慣らし程度の53.8秒だったが、これはいつものパターン。1週前までのウッドでの併せ馬が今回の着目すべきところで、特に併せている馬のレベルの高さ。ここには本当に注目してほしい。
手応えに差こそあれ、2週前に先着した馬は来週の阪神大賞典でも人気を背負うであろうヴェローチェエラ、1週前は3勝クラスの突破は目前で、調教駆けすることでも知られるガイアメンテを追走して先着。手応え優勢もすごいことだが、ラスト3ハロンの36.3-10.8秒の数字も強烈だった。
ゴール直後はガイアメンテが遅れたことに驚きを感じたのだが、この数字を見て納得。キングメーカーが走り過ぎただけとの認識でOKだ。素晴らしいポテンシャルを持った馬。(松浪大樹)
▼土曜中山11R・アネモネS