毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください！
▼今週のラインナップ
土曜阪神10R・ポラリスS
土曜中山11R・ダービー卿CT
日曜阪神03R・3歳未勝利
日曜阪神05R・3歳1勝クラス
日曜中山10R・アリエスS
日曜阪神11R・大阪杯
▼土曜阪神10R・ポラリスS
リジル
この馬はかなりの攻め駆けタイプで、ポリトラックでセーブ気味に追われていたデビュー当初こそ、正体を掴みきれていなかったものの、休み明けで1勝クラスを勝った頃から、将来のオープン馬との認識を持っていた記憶がある。
一方で、集中して走り切れないというか、前を捕まえようととしなかったり、自分から進んでいこうとしなかったり。そのような難しさがあった。
追い切りの動きは常に一定水準の上を行くダイナミックなもので、楽な手応えのままでグングンと加速していく。この推進力がなによりもセールスポイントだろう。テンをセーブしていたこともあって、今週のゴール前の動きは本当にすごかった。ラスト1ハロンは11秒0。追えば10秒台の半ばが出ていたと思う。(松浪大樹)
▼土曜中山11R・ダービー卿CT
