毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜東京08R・4歳上1勝クラス
土曜新潟09R・尖閣湾特別
土曜新潟11R・新潟大賞典
日曜京都02R・3歳未勝利
日曜京都07R・4歳上1勝クラス
日曜東京11R・ヴィクトリアマイル
▼土曜東京8R・4歳上1勝クラス
レイズトワイライト
前走の福島戦は途中でズルズルと後退し直線で競走中止。そのため平地調教再審査を課せられたが、これが圧巻の動きだった。
美浦の場合、試験はBコース(ダート)で行われるが、横山和を背に単走で軽快に道中のラップを刻み、ラストはビッシリ追われて何と10.9秒。同コースは自動計測ではなく筆者自身の計時だが、一言で素晴らしい伸びだった。無論、再審査の原因となった“前進気勢の欠如”に関しても全く見せず。
もともと攻めの良さは定評のあった馬とはいえ、10か月の休養明けで肉体的な成長を存分に感じさせたのも間違いない。普通に走れば、このクラスにとどまることのない馬だ。(立川敬太)
▼土曜新潟9R・尖閣湾特別