毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜京都04R・3歳未勝利
土曜京都09R・メルボルンT
土曜東京10R・高尾特別
日曜新潟05R・3歳未勝利
日曜新潟10R・火打山特別
日曜東京11R・オークス
▼土曜京都4R・3歳未勝利
エーデルヴェーグ
馬名から連想がつくが、エリザベス女王杯を勝っているブレイディヴェーグの半妹にあたる。血統的にも父がサートゥルナーリアなので、ロードカナロアだった姉に近いものがあるが、馬格のサイズやフットワークには小さくない差があって、ゆえに渋った馬場になった場合の対応はカギになるだろう。とはいえ、追い切りの動きが一気に変わってきたということで今回のピックアップ。
先着はするものの、姉ほどの鋭さがなかった前走時と違い、今回は持ったままでも前を追うような姿勢を見せている。1週前のウッドでマークした数字は上がり3ハロン36.2-10.9秒。昨今は珍しくなくなったとはいえ、未勝利クラスの10秒台は注目に値する。(松浪大樹)
▼土曜京都9R・メルボルンT