毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜函館10R・洞爺湖特別
土曜小倉11R・博多S
土曜福島11R・バーデンバーデンC
日曜福島05R・2歳新馬
日曜小倉06R・2歳新馬
日曜函館12R・湯の川温泉特別
▼土曜函館10R・洞爺湖特別
カネラフィーナ
函館ウッドでの最終追いは新コンビを組む横山武騎手を背に、古馬1勝クラスを先導する形。道中は終始楽な手応えで、相手が並びかけてくるとグンと加速し、馬なりのまま2馬身突き放した。
5ハロン68.3-12.6秒と重たい函館のウッドを考慮してもさほど秀逸な数字ではないが、メリハリの利いた小気味いい走りで、動きの質としてはかなりのレベル。
ここまでキャリア4戦で、まだ完成を感じさせる段階には遠いが、それだけに素材の良さを顕著に映し出す。何より落ち着き払っているのが滞在効果であり、精神面の成長と判断できる。(立川敬太)
▼土曜小倉11R・博多S