毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜阪神08R・野路菊S
土曜阪神11R・大阪スポーツ杯
土曜中山11R・アルカリファ殿下来場記念
日曜中山04R・2歳新馬
日曜中山10R・内房S
日曜中山11R・オールカマー
▼土曜阪神8R・野路菊S
アランカール
エピファネイアにディープインパクトのよく見る配合だが、母がオークス馬のシンハライト。ワンランク上の血統馬と言っていい馬だ。体のなさは母系からくるものだが、小さな体を大きく使えるのも、母系から受け継いだ特徴。
デビュー前の併せ馬では格上の古馬を相手にしていたが、今回は少しランクを下げている格好。ここが少しだけ気になる部分。もっとも、1週前に併せたセッションは古馬オープン馬で、調教駆けすることでも知られている1頭。これを追走しての手応え劣勢は仕方のないところで、馬場の荒れた時間帯でのラスト1ハロン11.2秒なら及第点と言える数字。
この本数とこの強度でどこまで仕上がっているか、どこまで走れるのかを確認するレース。あっさりならクラシックが見えてくると思う。(松浪大樹)
▼土曜阪神11R・大阪スポーツ杯
