毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の松浪大樹記者、立川敬太記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
土曜東京05R・2歳新馬
土曜東京11R・富士S
日曜東京04R・2歳新馬
日曜新潟11R・新潟牝馬S
日曜京都11R・秋華賞
日曜東京12R・甲斐路S
▼土曜東京5R・2歳新馬
アドマイヤクワッズ
フォーエバーヤングのイメージだけでなく、自身も前の出が少し硬めだったリアルスティール。さらに言えば、牝馬に出たラヴズオンリーユーもスランプ期は前の出が硬かった。産駒もその特徴を受け継いだ馬が多いのだが、このアドマイヤクワッズは意外なほどに手先の運びが軽く、それに比例した形で身のこなしも柔らかい。
例えば、同じオーナーの所有馬で朝日杯FSを勝っているアドマイヤズーム。モーリス産駒のあの馬と比較しても、こちらの方がしなやかに思えるほどだ。
肝心な能力面の方にも合格点が与えられる動きで、ライトトラックにダンテスヴューといった格上の古馬を相手にした1週前の動きも、この馬が1番と思えるほどだった。気性も前向き。まず勝ち負けになるだろう。(松浪大樹)
▼土曜東京11R・富士S