Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第157回目のトークテーマは現3歳世代が初年度産駒になるフィエールマン&ナダルの分析です。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):今回はまだ詳しくやってない3歳種牡馬シリーズで、フィエールマンとナダルを見ていこう。
亀谷敬正(以下、亀):フィエールマンはスタミナ自体は豊富ですが、体力がないんですよね。だから牝馬は体力がなさすぎて走らない仔が出やすいです。芝の複勝率は牡馬が37%ありますが、牝馬は20%です。
今:確かに牡馬の複勝回収率は、芝もダートも100%を超えているんだね。単勝回収率は低いけど。
亀:複穴向きなんですよね。体力がないぶん、乗り方も含めて安定して力を出せないので。
今:複勝といえば、産駒のインパクトシーがラジオNIKKEI賞で3着に激走したね。予想で▲にしてたけど、今まで先行していたパワー型が東京で差しを試みて凡走した後で、こういうタイプは期待値の上がるタイミングだったんだよね。