Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第171回目のトークテーマは特別編として「菊花賞・ステップレース分析」をお届けします。
菊花賞出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):いよいよ毎年盛り上がる菊花賞だね。昨年は二人揃って美味しい配当を当てたし、今年も面白いステップの馬がいると良いね。
あとは先週も解説したように、この秋は猛暑後で叩き1~2戦目はいつも以上に馬体重に注意だよ。先週もカムニャックの大幅増とか、セナスタイルが馬体戻さないといけないタイミングで戻せなかったりとか、馬体重の発表時点で危ない馬がかなり多かったし。
亀谷敬正(以下、亀):では神戸新聞杯から見ていきましょう。まずエリキングですが、前走はベスト条件で、延長は特別良くもないのでパフォーマンスを上げられるか?です。
今:キズナで、皐月賞、ダービーは内が厳しかったんで評価しなかったけど、前走は外枠で乗りやすかった。ただ、京都の下りはかなり向くんだよね。そこで上手く加速出来ればで、矯めた後に一気に捲り気味に外から上がっていくのが理想になる。
それと前走のパフォーマンスが高かったぶん、反動が出る可能性が結構あるんで、規則的に調教出来てるかに注意。特にテンション上がったり入れ込んでの馬体増があると嫌なパターンになる。
亀:ショウヘイは菊花賞が向きそうな血統ですね。友道厩舎で上昇していくパターンです。