Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第173回目のトークテーマは特別編として「エリザベス女王杯ステップレース分析」をお届けします。
エリザベス女王杯出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):前回は体調不良でお休みでしたが、回復後は絶好調だそうで。
今井雅宏(以下、今):回復した先週末は派手に稼いだよ(笑)。土曜京都9Rで単勝88.5倍の◎ジャスパーバローズが勝って、馬単348倍を3点目で当てたりとか。重賞も京王杯2歳Sで3連複、3連単両方の万馬券を当てて、みやこSは◎ダブルハートボンドで馬単84倍を当てたりで、単勝回収率は500%を超えてたよ。
亀:ボクは逆で、先々週が良くて先週は駄目でした。『競馬放送局』の今井さんとボクの予想は買うべきですよね(笑)。どっちかが爆発する可能性があって、二人の予想が一致したときには、更に大爆発の可能性が高まるわけですから(笑)。
今:だよね~。天皇賞みたいに前走は二人で本命にして激走した馬を、次走で揃って消しちゃうとか、そういう馬を研究すれば競馬の本質も見えてくるだろうし。
京王杯2歳Sの8番人気2着フクチャンショウは、以前コース分析のときに解説した「イスラボニータの東京1400m」だったよ。それと12番人気3着のトワニは「追い込みに回れば」と解説して、ほぼ最後方まで下げたから激走出来た。陣営が下げると話してたけど、中途半端に下げただけでは差せないステップだったんだ。
土曜京都9Rのジャスパーバローズも「延長で中団に行けば」と解説しての本命で、ピッタリ中団だったよ。行きすぎても、あるいは追い込んでも勝ち切れないステップで、中団のちょうど8番手が理想なんだよね。ステップとタイプに応じてベストの位置取りは自ずと決まるんで、GI分析特集でもそこに注意して読むと、より効果的になると思うよ。ではまず秋華賞組から見ていこうか。
亀:エリカエクスプレスは延長で逃げのショックを決めた後です。どうでしょう。
