亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼先週のトピックス
・100万馬券を連発する「欧州型マル外」
100万馬券を連発する「欧州型マル外」
3連単192万馬券になった11/10(日)のオーロカップは「欧州型マル外」のゴールデンシロップが優勝。2着シュトラウスの父は欧州型で、欧州スプリント血統の最高生産国でもあるオセアニアでもG1馬を複数出したモーリス。
3連単83万馬券になった10/26(日)のスワンSも、モーリス産駒のダノンマッキンリーが優勝。2着オフトレイルは「欧州型マル外」。
3連単284万馬券になった10/14(月)の信越Sも、「欧州型マル外」のレイベリング、シュバルツカイザーが1着、2着。
今となっては後の祭りの結果論ですが、秋の芝1400mのオープンクラスは欧州型のマル外とモーリス産駒をBOXで買い続けたら、超大金持ちになっていました。
もちろん、今後も欧州型マル外とモーリスのBOXで大儲けできる保証はないのですが、これだけ同じタイプの血統が大万馬券を連発するのは、偶然では片づけられません。今の日本競馬のトレンドを端的に示しています。
そう思って、ちょっとデータを調べてみると、今年の「欧州型マル外」で単勝回収率136%、単勝15倍以内限定でも単勝回収率136%を記録している象徴的なパターンが出ました。