亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・今週末もケンタッキーダービーと同じ手法で穴馬券を当てる!
今週末もケンタッキーダービーと同じ手法で穴馬券を当てる!
ケンタッキーダービーは「父か母父スマートストライク系」の出走が4頭。このうち3頭が1~3着を独占。
18人気で3着のオシェリは補欠繰り上がり出走となったスマートストライク系。2022年に19人気で優勝したリッチストライクも、補欠繰り上がり出走となったスマートストライク系でした。
「ギリギリ出走できたスマートストライク系が毎年のように大穴馬券を演出する」という血統と戦歴の事象は、ケンタッキーダービーというレースの性質を端的に示しています。
そして大事なことは、ケンタッキーダービーのようなレースパターンは毎週のように行われていること。だからこそ、リッチストライクが勝った2022年当時から「補欠繰り上がりのスマートストライク系を狙う」という馬券格言が成立するのです。
ボクは重賞予想の時に、過去の同一重賞レースで穴を出した馬の血統を例に出して「このレースは〇〇系が強い」などと解説をします。これはあくまで「万人に分かりやすくレースのパターンを端的に伝えるため」です。
ところが競馬の中級者にありがちな発言として、「過去数回の結果で傾向が分かるわけないだろう」というものがあります。しかし、そのコメント自体が競馬を分かっていない証拠。過去数回の結果だけを見て推奨しているわけではないことは上級者なら当然気づくでしょう。
実際には、数万レースの競馬を血統ビームの理論でパターン化し統計を取り、そのレースに向いた血統パターンを導き出しています。
「スマートストライク系がケンタッキーダービーで激走する」とレース前に提示できるのも、その膨大な分析の積み重ねがあるからこそです。
さらに分析を深めれば、スマートストライク系ではなくても、同質の能力の方向性を持った血統も存在します。そういった血統を見つけ出すことこそが「血統ビーム」の真骨頂といえます。
今週末のJRA競走でも、オシェリやリッチストライクがケンタッキーダービーで激走したパターンと同様の穴馬は必ずいるはず。見逃さないよう、丁寧に分析したいものです。
