亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・今週末もトラックバイアスで大儲けの大チャンス!
今週末もトラックバイアスで大儲けの大チャンス!
12/1(日)の推奨勝負レース(亀SP)は3レース。このうち2レースは中山芝1200mの中山9R、11R。同コースの馬場傾向が読めている自信があったこと、その馬場に恵まれるであろう馬がいずれも推定人気薄だったことが勝負レースに選んだ大きな理由です。
▲12/1(日)の亀SP/プレミアムコース会員限定のFacebookグループより
▲12/1(日)中山9R直後のリアルサロンスペース
実際、本命馬は馬場に恵まれていたのですが、11Rは鞍上のミスで僅差の4着。逆に9Rは好騎乗で3着。11Rをハズしたのは結果論ですし、これが競馬ですから、鞍上を含め、他人を責めるつもりは一切ありません。鞍上の判断も含めて競馬予想ですし、自己責任。
中山11Rは終わってみれば対抗だったナナオを本命にしてもよかったかな、とは思うのですが、年間トータルで考えた場合、本命だったミルトクレイモーと対抗のナナオで悩んだ際に、常にナナオの方を本命にするパターンの予想が必ずしも正解とはいえないからです。
それに、馬選びとしては中山9Rは上手に乗ってくれての3着。運が悪い日であれば、どちらも4着で全敗ということもありえましたし、仮に中山9R、中山11Rを何度かやり直した場合、的中率は大差ないか中山11Rの方が高いぐらいだとも思っています。
何が言いたいかというと、12/1(日)の中山9R、11Rぐらい、高い精度で馬場が読めていても、全敗する可能性があること。穴馬を狙い続けるには、その程度の覚悟はいりますし、それぐらいの覚悟を持てない人は馬券で勝つことはできないということです。
馬券で連敗したぐらいで死ぬわけじゃないし、仮にどっちも4着だったとしても「楽しめた価値はあったじゃん」とボクは思っています。だいたい、この程度で『覚悟』なんていうこと自体が間違いなので、訂正するべきですね。
この程度を『覚悟』という人は、馬券ゲームはもちろんのこと、株式や仮想通貨の相場でも勝つことはできないでしょう。なお、ボクは競馬に比べて、仮想通貨や株式の知識は相当薄いですが、下落相場を耐えてチャンスにするコツだけは競馬で鍛えられているので、その力だけで今年も仮想通貨と株式で大きく勝つことができました。これも『馬券トレ』のおかげです。馬券トレで胆力を日々鍛えることは、日々、心を筋トレするためにも人生に必要なものだと思います。
もうひとつ。基本的に「穴馬≒推定人気薄」の多くは、この日の中山9R、11Rぐらい馬場が極端、かつ分かりやすくないと「馬場傾向だけで期待値が取れない」とも言えます。
穴馬は馬場に恵まれても、鞍上のミスなどちょっとしたことで4、5着に敗れてしまう馬達が多いのですから、馬場に恵まれなければどんなに頑張っても5着までという馬では、馬券を的中させることができないからです。
前置きが長くなってしまいましたが、それぐらい今の中山芝、そして中京の芝は「馬場傾向に恵まれる馬だけを買い続けても期待値が高い馬場」です。逆にいえば「人気馬も馬場傾向が不利であれば、高い確率で馬券圏外になる馬場」ともいえます。
先週の中山、中京芝は人気ランク上位の馬に、明確な傾向が出ていました。その傾向とは、