亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・期待値の高いレース選定で6月もプラス収支でスタート
・6~7月の“おいしいレース”を選定するコツ
期待値の高いレース選定で6月もプラス収支でスタート
先週日曜の「亀SP」対象レース(推奨レース)は、阪神10R、阪神11R、東京12R。結果的に本命馬が馬券になったのは東京12Rのみでしたが、本命馬が馬券圏内に走れるか?は、いつも解説しているように「運」と「気分」の要素もありますし、次回に活かせない結果論(仮に他の馬を本命にしたら…と振り返っても成績が急激に上がるわけではない)でもあります。
たとえば、安田記念は仮にレースをやり直せば、ブレイディヴェーグが馬券圏内に走れる可能性はあります。それ以前に、安田記念自体が人気馬が走りやすい期待値のレースでもありましたので、平場レースだったら推奨しないと思います。
結果的に本命馬が走った、走らなかったよりも重要なことは、すべての推奨レースで「危険」と解説した推定2人気以内の馬が馬券外になったことです。
この選定さえ間違わなければ、一定の周期で「運」が巡ってきて、プラス収支になることでしょう。それを証明しているのが『競馬放送局』で記載している3連複フォーメーションは、5か月中4か月で月単位でもプラス収支であること(唯一マイナスだった月が80%)。
期待値の低い人気馬の選定、期待値の高いレースの選択を続けていれば、1~2か月の間には幸運が舞い込むということです。
6~7月の“おいしいレース”を選定するコツ
6~7月の午後の競馬で「期待値の高いレース」を選ぶ上で重要なことがあります。