毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・福島開幕週デビューの2歳馬振り返り
・関屋記念最新情報! 3歳馬と転厩馬の2頭が出陣
・ダノンダックスなど今週末デビュー予定の2歳馬最新情報
福島開幕週デビューの2歳馬振り返り
――今回は福島開幕週の新馬戦振り返りからお願いします。6/28(日)の芝1800m戦はビップヴィーナスが5番人気2着、レッジェランツァが1番人気4着でした。
木實谷:ビップヴィーナスは最後まで頑張ってくれました。しっかり乗り込んでいたという部分が出せたんじゃないですかね。勝てなかったのは運だけだと思います。
レッジェランツァはちょっと“緊張しい”ところがあるのが心配だったのですが、それが競馬で出てしまいました。終始、体を硬くして走っていたとのことで、最後はガス欠になってしまいました。普段の調教からも見られていたので、今後に向けての修正点ですね。
――今後は一旦、その面の修正でしょうか?
木實谷:帰ってきて様子を見て、馬が良くなったなと思う段階で使うようにしたいと思っています。距離はこのぐらいが適していると思います。
関屋記念最新情報! 3歳馬と転厩馬の2頭が出陣
――ここからは今週末の出走馬について伺います。関屋記念にはサンダーストラック、ダノンセンチュリーの2頭が出走を予定しています。3歳馬のサンダーストラックはNHKマイルC・7着以来となります。
木實谷:NHKマイルCの後も脚元は問題なかったですし、もう少し体が絞れて使えるとより良いかなと思っています。この週はルメール騎手がマスカレードボールでキングジョージに騎乗するため不在なので、まだ騎手が未定の状況です。その意味では、良くも悪くも変わる要素はあると思います。
――体が絞れればということですが、ノーザンファーム天栄に滞在中はどうだったのですか?
