競馬キャスター、ならびに単行本「馬場のすべて教えます2」の著者としてもお馴染みの小島友実さんによる連載『コジトモの馬場よもやま話』。
今回のテーマは、Dコース施行の東京芝について。長年に渡り“馬場”を取材してきた第一人者からの馬場情報は必見です!
先週から始まった1回東京開催。東京競馬場のダートコース、今年は例年より少し早いタイミングの1月23日(金曜日)に凍結防止剤が散布されていましたね。
1月3日(土曜)以降、雨量が計測されていない状況で、含水率が1%台の乾いたダートだった割には時計が出ていましたが、先週のダート戦勝ち馬14頭中10頭は480キロ以上。やはり大型馬が活躍していました。
関東では今後もしばらく雨の予報がなさそうなので、ダート戦の軽量馬は慎重に扱いたいところです。
今週、東京競馬場では東京新聞杯が行われますね。そこで、東京芝コースについてお伝えします。
1回東京開催では4週間すべてにおいて、芝はDコースが使用されます。このDコースは内側から9m外に柵を設置したコースで、東京競馬場の芝レースでは最も幅が狭いコースになっています。
このDコースで行われる1回東京開幕週は、先行系が有利になりやすい傾向があります。先週の開幕週は芝レースが10鞍行われ、逃げ2勝、先行4勝、中団4勝でした。
そして、走破時計が速かったですね。前述した通り、東京競馬場で雨量が計測されたのは1月2日(金曜)が最後。先週の東京芝コースの平均クッション値は9.65(昨年の開幕週は9.05)で、値が高かったです(クッション値は数値が高いほど締まっている)。時計が速かったのは馬場が乾燥していたことが大きく影響したと思います。
なお、1回開催前に馬場担当者を取材したところ、この1回開催前は例年通り、芝コースにはエアレーション作業を実施していないとのことでした(冬は野芝が休眠時期に入っているので、エアレーション作業は実施されていません)。
では、今週はどんな傾向になりそうでしょうか。
