引退までの数か月間という短い間でしたが、私は中村均厩舎の担当をさせていただいておりました。中村先生は当時“超”のつくド素人だった私にも、トレセンの成り立ちや海外競馬の話、障害馬の飛越についてなど色んなお話をしてくださり、競馬を好きになるきっかけを作ってくれた一人です。
現在は弊社の専属競馬評論家として、獣医学的な視点から捉えたGI週の馬体評定コラムなどを連載中。私も大好きなコラムです!
そんな中村先生の厩舎には、2007年に7歳にして中山牝馬Sを勝って引退した「マイネサマンサ」という馬がいたそうですね。しかも、お弟子で現調教師の長谷川浩大元騎手の初騎乗馬。
私はつい最近になってその存在を知りました。なぜなら…3週間ほど前に、『サマンサの子が入ってきてる』と噂になっているらしい、と聞いたから。しかも、噂をしているのはジョッキーさんたちということ。それだけサマンサは印象のある馬だったのでしょう。
サマンサの2歳の名前はマイネルイージス(父ゴールドシップ)。所属は長谷川浩大厩舎──ではなく、清水久詞厩舎だったので、1週間前に清水先生を直撃取材したんです。
偉大な母の血を繋ぐマイネルイージス/大スポ・赤城記者のトレセンレポート
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。