彼の世代のシルバーステート産駒が、脚元に不安を抱えるケースが多くなる中で、トラブルが起こらないよう、本当に繊細に丁寧に扱われてきたから、類い稀な切れを持ちながらも無事にここまでこれた…。
私が勝手にそう感じているのがセントライト記念に出走するセイウンハーデスです。
▲セントライト記念に出走するセイウンハーデス
ただ、その「類い稀な切れ」や、突出した心肺機能という才能を持ちながらも、ジョッキーからたびたび指摘されるように、「物見をする癖」が大きなレースで拮抗した力の相手と勝負する際に障壁となっていました。
2022/09/16 (金)
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。
