セレクトセールに続いて開催された今週のセレクションセール。エピファネイア産駒のスリーアローの2020が6600万円という高額で落札されたほか、売上総額、1頭当たりの平均売却額、売却率がいずれも過去最高を更新するなど、続くコロナ禍で鬱々とした気持ちを吹き飛ばしてくれるかのような景気の良さでした。
この子たちがいずれどんなレースを見せてくれるんだろう?と想像するだけでワクワクしてきますし、“夢が溢れまくっている”セリを見るのは好きです。自分の生きている世界とは次元が違い過ぎて、終始ポカーンとしてしまいますけど(苦笑)。
セリで高額になる馬は、血統面を筆頭に、相応の理由があるのはもちろんのこと。馬主さん同士のプライドのぶつかり合いもありますし、前述のとおり夢を買っている訳です。
でも、デビューしてから「馬主さん孝行だなあ」といえる馬、というなら、やはり買った値段以上に稼いできてくれる子がいちばんですよね。それはもちろん、とてもとても難しいことですが…。
ところが、です。私が現在担当している森田厩舎には、そんな馬主さん孝行の馬が実はすごく多い気がします。
馬主孝行馬がいっぱいの森田厩舎/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。