ロータスランドが勝つために/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート

週末のお天気が微妙な雰囲気で、混戦模様のヴィクトリアマイルの予想をより難しくしています。

軸にするなら固いかなと思われるスターズオンアースは、道悪の経験がありませんが、血統で言えばドゥラメンテ産駒は馬場をあまり問わないイメージ。とはいえ、こればかりは走ってみないと分からないと個人的には思います。

ブラッドスポーツはブラッドスポーツでも、馬自身の個性を見ていきたい派なので…って私の好みはどうでもいいのですが、みなさまも是非、美浦の記者による取材の感触を参考にしていただけたらと思います。

私からは栗東の馬を。道悪巧者といえば、やはりロータスランドではないでしょうか。


▲ヴィクトリアマイルに出走するロータスランド


競馬前にはいつも陣営が『水を撒きたい』と仰っているくらいですし、直前で雨が降って馬場がソフトになった昨年の京都牝馬Sを強い競馬で勝っています。それにあの時は休み明けで、厩舎では『かなりのワガママボディ』と言われていたくらい、いつもよりポッチャリしていたんです。その状態で勝ち、続く高松宮記念も重馬場を味方に2着。

今週の取材でも、辻野調教師は『重馬場専用ではありませんが、他馬が苦にする分、プラスになる感じです。府中は良馬場だと相当硬いので、少しでもソフトになってくれたらいいなと思います』と、このメンバーと戦う上でプラスに働く事を仰っていました。

では、今回が初コンビとなる横山典弘騎手は？