『ビキニボーイはたぶん菊花賞に行くよ』
地方からの再入厩当初、梅田調教師からお聞きしたときは正直驚きました。中央では1勝クラスだった馬が、姫路と園田で稼いだ賞金によりいきなり3勝クラスに。それだけでも厳しいように感じるのに、菊花賞とは…。
▲梅田厩舎のビキニボーイ(父ビーチパトロール)
以前いた頃は、能力はあるのに真面目に走らない感じが目立っていたのもあり、素人の私にとってはイメージが湧きづらいプランに感じたのです。
それに菊花賞はクラシック登録をしていなかったこともあり、追加登録料200万円が必要でした。でも、ビキニボーイのオーナーであるDr.コパこと小林祥晃オーナーは『大丈夫。復帰初戦で稼げるよ』と仰ったのだそう。
その通り、前走の佐渡S(3勝クラス、新潟芝外1800m)で最後まで伸びて5着に入り、180万円を稼ぎました。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。