大阪スポーツ・赤城真理子記者による栗東トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は7/13(土)の函館2歳Sに出走するヒデノブルースカイについて。
赤城真理子記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
現・調教師の上村洋行先生が騎手時代に乗り、GI・スプリンターズSを含む重賞を3勝したスリープレスナイト。
産駒はブロンシェダームの1頭のみで、貴重な血となる訳ですが、そのブロンシェダームを母に持つのが函館2歳Sに出走するヒデノブルースカイです。つまり、スリープレスナイトの孫にあたります。
▲スリープレスナイトの孫になるヒデノブルースカイ
父はこの世代が初年度となるナダル。事前評判は半信半疑な感じだったけれど、現在の時点で産駒の芝成績[2-2-0-6]、ダート成績[1-1-0-0]とかなり優秀、かつ日本競馬にマッチしていますよね。
ヒデノブルースカイは小柄ながら、デビュー前から脚の回転の速さや負けん気の強さが目立っていて、スプリンターとしての才能が感じられていましたが、その期待通りに新馬戦を逃げ切り勝ち。
6枠から序盤で内に進路を取る際に後続の馬が被害を受け……、実はこんなエピソードが。