▼先週のトピックス
・ケンタッキーダービーは今年もスマートストライク系が大爆発
・ドレフォン産駒が3歳GIで激走連発
▼ケンタッキーダービーは今年もスマートストライク系が大爆発
ケンタッキーダービーはリッチストライクが優勝。今年もスマートストライク系を買えば、リッチな結果に。
ケンタッキーダービーでスマートストライク系が恵まれることは、「亀谷競馬サロン」のFacebookページ(プレミアムコース限定)や、『競馬放送局』でレース前にも書いた通り。ボクは本命にできなかったことが悔やまれますが、高額払い戻しをされたメンバーがこれほどまでに続出する「亀谷競馬サロン」は本当に素晴らしいコミュニティだと思います。
※プレミアムコース限定のFacebookページより抜粋
スマートストライクがケンタッキーダービー御用達血統であることは、もはや来年のケンタッキーダービーを迎える頃には競馬マニアの常識になっているかもしれません。
そして興味深いのは、スマートストライク系は、日本では砂競馬(日本ダート)よりも芝競馬に向くこと。
スマートストライク系の日本での代表産駒はブレイクランアウト、レッドレイヴン。どちらも2歳時に東京芝1800mの重賞で高いパフォーマンスを発揮。芝の重賞で馬券になった7回中6回が3歳以下。一方で、JRAのダート重賞では一度も馬券になっていないのです。
同様の構造で、エンパイアメーカー産駒も日本ではダート重賞よりも芝重賞で結果を出しましたし、メダグリアドーロ産駒は、芝1200mの勝ち星が産駒の勝ち星の50%近くを占めます。
日本の芝競馬、ダート競馬は、どちらもアメリカと欧州それぞれのトップホースが必ずしもそのまま走れる舞台ではないのです。両方の能力を要求されることが多いとも考えられます。
JRAに出走する競走馬のほとんどは、もとを辿ればアメリカからの血統とヨーロッパからの血統をミックスして作られた馬。そして日本の芝競馬、砂競馬は、欧州の能力と米国の能力の要求される比率が変わるからこそ、レースによって米国血統と欧州血統の理想的な比率が変わるのです。
これが30年近く前から思い描いている血統ビームの概念です。
▼ドレフォン産駒が3歳GIで激走連発
NHKマイルCはドレフォン産駒のカワキタレブリーが18人気で3着。単行本「亀谷敬正の競馬血統辞典」のP.218を1000回ぐらい読んで、父馬の情報だけで馬券を買ったら当たったかもしれません(笑)。
2022/05/11 (水)