▼先週のトピックス
・逃げ切りで一変する馬を狙って小倉で大勝!!
・田口騎手が2番手につけることを読んで勝負レースにした理由
▼逃げ切りで一変する馬を狙って小倉で大勝!!
先週は小倉の勝負レース(亀SP対象レース)で、本命馬が逃げ切り勝ちで2勝。
8月26日(土)小倉12R(芝1200m)は、1着◎ハクサンパイオニア(3人気)、2着○ニシノコウダイ(2人気)、3着△トーホウフランゴ(1人気)。払い戻しは、単勝710円、馬連2240円、馬単4610円、3連複2890円、3連単17,480円。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
8月27日(日)小倉7R(ダ1700m)は1着マルベリーシチー(3人気)、2着スマラグドス(1人気)、3着スマートハンター(9人気)。払い戻しは、単勝840円、馬連1130円、馬単2960円、3連複8040円、3連単41,910円。
当日の『今日の亀メモ』(亀谷競馬サロン・レギュラーコースにて公開)にも記載した「短縮馬」の上位独占で「ストームキャットの血を持つ馬」の1、3着。また、2、3着馬は「亀AI」推奨馬。
※今日の亀メモ/8月27日(日)
※うまく当たる「亀AI」推奨馬/8月27日(日)
どちらも「逃げること」が予想できましたし、逃げることで能力を全開にする馬。どちらの馬も近走「本来の能力を隠していた」=オッズがおいしい馬、という共通項を持つ馬でした。
そして、どちらのレースも田口騎手が2番手につけて2着。これも偶然ではなく、レース前に『田口騎手が番手につけてくれることで本命馬は楽な競馬ができる』と言ったとおりの結果になりました。
ハクサンパイオニアは『スマート出馬表』の前走テン1ハロンがメンバー中1位。さらに推定1、2人気はテンパターン50にも該当しない馬。明らかに逃げる馬の期待値が高いレースでした。
▲8月26日(土)小倉12Rの出馬表。「評価順位」→「前走テン1F」でソート(スマート出馬表より)
さらに、ハクサンパイオニアは父が引き出し型のドレフォン。母は芝血統。近走はダートを使っていましたが、芝のほうが能力を発揮する馬。近走「本来の能力を隠していた」=オッズがおいしい馬、だったわけです。
また、『今日の亀メモ』にも書きましたように、この日の小倉芝1200mは父米国型ノーザンダンサー系に向く馬場。1、2着はどちらも父米国型ノーザンダンサー系。狙って大本線で的中しやすいレースでした。
※今日の亀メモ/8月26日(土)
マルベリーシチーもわかりやすい馬。レース前には以下のように解説しています。「(マルベリーシチーは)祖母も連対時は全て逃げ。スムーズに先行できないと脆い。3走前(1着)のように逃げられる可能性が高いので本命に推奨。今回は3走前同様、先行馬少ないメンバー。一変に期待」。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
このレースはテンP15が1頭も出ていないメンバー。マルベリーシチーはテンP30に該当した馬の中でもテンTがもっとも速い馬。逃げたほうが力を出せることはホースマンなら誰でもわかる上に、鞍上は積極派の斎藤新騎手でした。
▲8月27日(日)小倉7Rの出馬表。「評価順位」→「テンP」でソート(スマート出馬表より)
※『スマート出馬表』の各用語につきましては「掲載コンテンツ用語集」をご参照ください。
▼田口騎手が2番手につけることを読んで勝負レースにした理由
どちらのレースも田口騎手が2番手からの競馬で2着だったこともレース前の解説通り。
田口騎手の特徴は…
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亀谷敬正
血統馬券予想理論「血統ビーム」の提唱者で、ブラッドバイアス、大系統、小系統などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在も競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。2019年には世界初となるリアル競馬サロン「亀谷競馬サロン」を開設。