当コラムでは、YouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動されている坂上明大氏による、週末に行われた新馬戦の振り返り、ならびに勝ち馬の評価を連載いたします。
▼6/12(土) 中京5R 芝1600m
勝ち馬：セリフォス
スタートはまずまずも、抑え切れない手応えで先頭集団に。直線に向いてゴーサインを出されてからは、大きなストライドで後続を振り切った。自身の上がり3Fは11.6-11.4-11.4程度。ラストは流す余裕も見せており、着差以上の強さを感じる新馬勝ちであった。
母シーフロントは芝1600mの仏リステッド勝ち馬。Red God≒Haloの5・5×4の軽さとLe Havre、Freedom Cryのスタミナを兼備。ダイワメジャー産駒のセオリー通りの配合形といえるだろう。父の産駒としては重苦しさを感じさせず、脚も長め。中距離までこなせそうだ。
【評価：A】
▼6/12(土) 東京5R 芝1400m
勝ち馬：ハイアムズビーチ
2021/06/15 (火)
ハイアムズビーチなど6月12日(土)～13日(日)デビュー馬評価/競馬オタク・坂上明大の新馬戦チェック！
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坂上明大
1992年生まれ、岐阜県出身。元競馬専門紙トラックマン(栗東)。2019年より競馬情報誌サラブレにて「種牡馬のトリセツ」、「新馬戦勝ち馬全頭Check!」などの連載をスタートさせ、生駒永観氏と共同執筆で『血統のトリセツ』(KADOKAWA)を上梓。2023年11月には本島修司氏との共同執筆で『競馬の最高戦略書 予想生産性を上げる人の取捨選択の技術』(主婦の友社)を出版。現在はYouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動し、パドック解説や番組出演、映像制作、Webメディアでの連載もこなす。